MSI 2019年ベストシップ受賞はMaritime Coaction号とWawasan Topaz号に決定
今年から“本年のベストシップ賞”を設け貨物船とタンカーの各々の全体的な分野において優れたパフォーマンスを評価することにしました。当社はその船隊の中で選定のカナメは
“誠実で頼りがいのある、集積した海上輸送サービス運営を、ハイスタンダードをめざして不断に追及している“という当社の使命に沿っているかどうかで判定される”
MSIの中に上級経営者や技術関係者並びにHSSQEメンバーからなる委員会を設け、次の各項目分野での2019年のデータを、ベストシップへの意思決定の規範として使用されました。本年度ベストシップ選定要綱:
1. 乗り組み員の傷害率
2. 乗り組み員の非傷害率(例:航海上の事故率。機関部門の事故率、火災災害率、保安上の事故率 等))
3. IMOポートステートコントロール検査と拘留事例
4. 予測不能なオフ・ハイヤー事例
5. 国際石油会社の船体現状検査あるいはライトシップの船体の現状資格検査における各調査項目のリスク評価点
6. 国際石油会社の積荷不適合による用船ロスに至る事例の有無
7.機関部機関・電気部門の自主検査記録とそのレポート提出の励行
8.機関部機関・電気部門の自主検査記録とそのレポート提出の励行
9. 船齢を考慮した船全般の見かけ容姿の程度評価
以上のような観点から慎重に評価して次のように2隻を本年度ベストシップとして選出しました。
1. マリタイム コアクション号ーバラ積船
2. ワワサン トパズ号―タンカー
当社MSIはこの受賞に値する不断の努力をこれまで払ってきた、2隻の船舶の船長はじめ各乗組員に対し“おめでとう”の祝辞を申し上げます。
当社は次年度以降更なる各分野への表彰を広げるとともに、この活動は船上にある毎日の行動に対する“付加ポイント”に進んで行くよう意識向上への激励となれば と願うものです。また、乗組員が船上での日常生活の中でたくさんの挑戦しなければならない事態に直面して必ずしも私たちが望む満足のいく事ばかりではない ことも良く認識しております。そして、これらを跳ね返して克服し各船のその航海が安全に成し遂げるられることを祈願するのみです。