マリタイム ケリー・アン 救難活動
マリタイム ケリー・アン号が先ごろ5月3日、カリブ海航行中のフランス国籍男性ジーン ジャッキー サヴァン氏(71歳) をのせた小型船を公海上で救難活動を行いました。
船マリタイム ケリー・アンは仏の冒険家で元仏軍の落下傘降下部隊員であった同氏士から 受け取った救難信号を米コーストガード経由傍受しました。同氏はかつてカナリア群島から樽に乗って出発し3か月をかけて、海流とJCOMMOPS-国際海洋観測機関の大西洋内の海流研究用“浮き”を投下してゆくという応援作業をしながら、カリブ海に向かう航海の経験をしたことがあります。
本船マリタイム ケリー・アン号は遭難中のボートの位置から282海里で対応決定 し、その位置に達したのは2019年5月3日0020時(グリニッチ時間)。 そこで ジャッキー サヴァン氏を無事救助に成功しました。本船はその後セント ユースタティウスに向かい、そこで同氏を 下船させ、医療援助を施したのちに同氏の母国である仏に送還される事になりました。
MSIとして本船が取ったこの行為を称賛し アビシェク パント船長の嚮導のもと、人道保護への乗り組み員が優れたシーマンシップを発揮した事に対し、高く評価をいたしました。